【カンボジア×インターン】言語を使うとは 〜インターンシップを経て〜
こんにちは、ゆうたです。
大学が始まり生活にも落ち着きが出てきました。
少しずつ肌寒くなってきましたね。
今回は独学で勉強をしているクメール語を
現地で実際に使って感じたことを書きたいと思います。
独学でクメール語
チョムリアップ・スオー(こんにちは)
この言葉から私のクメール語学習は始まりました。
きっかけは今年の2月のCBBのスタツアでカンボジアに行った時のこと
当時、学生代表をやっていた友達が
すでに渡航をしたことがあるということで
簡単な日常会話を話していました。
ここで私の性格「負けず嫌い」の登場です笑
自分もクメール語マスターして現地の友達とクメール語でも会話してやる!!
そんな単純な気持ちがきっかけでした。
(2月の渡航、左のニッチとは日本語のみで会話していました)
もともと大学で英語より、ドイツ語を勉強をしていたこともあり
語学への苦手意識はそこまでありませんでした。
しかし、やはりクメール語の難しいところ。
アルファベットではなく、独自の文字を使っています。
読めない!!!
となってしまった私は、大学の図書館でクメール語の会話の本を借り
必死でカタカナで書き、覚えようとしました。
一通りの文法事項を抑えたつもりになり、いざ8月。
現地の友達と普段は日本語で話しますが、クメール語で話してみました。
が、しかし。
通じない!!!
カタカナには限界がありました。
クメール語には短母音、長母音、二重母音、子音、二重子音。。。
専門知識はありませんが、とにかく発音が多すぎるということ。
カタカナで表現するには無理がありました。
現地での勉強
そこで始まった、クメール語の発音を直す練習。
幸いにも、メコン大学のインターン中、1年生の授業に参加していて
日本語能力が十分でない生徒のため
学科長の樋口先生はほぼクメール語で授業をしていました。
樋口先生は約16年間カンボジアにいて、クメール語はほとんど話すことができます
自分は仲良しの友達の隣に座り、
「今の日本語の意味は?」「これは何と発音する?」
などしつこいほど授業中に聞きました。
(授業中にも関わらずありがとう笑)
これを続け、発音はまだまだですが、自分のクメール語に自信を持ち
お店、友達との会話など積極的に使えるようになりました。
語順、発音、文法が変で友達に笑われ、たくさん直してもらいました。
(日本語を英語とクメール語を使って教えました)
そうしたことで、1番伸びたなと感じた能力
それは
単語力
リスニング能力
チャレンジする気持ち
です。
単語力
単語力はやはり生活に必要な単語を、必然的にたくさん覚えました。
屋台で欲しいものを言う、値段を聞く、お礼を言う
当たり前のようなことですが、私はこれができるようになって
1人で屋台へと繰り出す日が圧倒的に増えました。
リスニング能力
これは日本にいてはどうにもならないこと。
樋口先生の発音だったり、生徒の会話を常に耳に神経を集中させ
何とか学生同士の会話の中から、単語を拾い
こんなことを話しているなあとわかるようになりました。
チャレンジする気持ち
これは常に気の知れた友達と時間を過ごし
間違えても笑って直してくれる
そんな優しい彼らのおかげでミスを怖がらず
積極的に話す謎の自信が生まれました笑
これら全てに共通すること
それは
現地に行ったからこそ、できるようになった
ということ
やはり、言語は実際に使えば使うほど伸びるということを実感しました
実際に行ったことで教科書にはない
友達同士で言う冗談の言葉も覚えました笑
左の女の子はクメール語7割、2割日本語、1割英語
男の子は5割クメール語、4割英語、1割日本語 で会話
学んだこと
自分は現在、大学で英語、さらにドイツ語を勉強していますが
いざ、その言語を話す人の前に出るときっと話せません
それはその言葉を使っている国に実際に行ったことないことが1つの原因でしょう
カンボジアで英語で友達と話す機会が何度かありましたが、
流暢に自信を持って話せませんでした。
読んで、書いて、聞けても話せない。
これが、現地に行ったことが、あるかないかの違いだと痛感しました。
きっと、この言語をできるようになりたいと強く思う人もいるはずです。
そんな人たちには
実際にその現地に行き、下手でもいいからとにかく話す
と言うことをお勧めします。
本と向き合って勉強するより成長はできるはずです。
そんな私は、クメール語をもっとできるようになりたい思いがあるため
年末年始、春休みもカンボジアに滞在する予定です笑